地震直後からの経過と事業の再開
共済事業
(1)地震発生後の対応について
①共済のコールセンターは北海道にあり、震災後も継続的な受付体制を維持することが出来ました。
②震災直後より共済部署では連日店舗や共同購入の応援に入りました。4月3日まで支援物資の提供や購買事業の復旧活動を全面支援し、4月4日から5月19日まで共済のお見舞金の訪問活動に全国の生協の応援をもらいながら全力で取組みました。
-
共済出発前ミーティング
-
共済出発前確認
(2)全国の生協が集結し「異常災害見舞金」のお知らせ活動を30名体制で展開しました。
①異常災害見舞金はコープ共済に加入しているメンバーの住居に20万円以上の被害があった場合にお支払いできるコープ共済にしかない独自のお見舞金です。5月19日までの活動で17,990人の共済契約者と直接お会いし、全半壊は2,967件、一部懐は3,853件の受付が出来ました。店舗共済カウンターやコールセンターでの手続きも含めると全半壊は8,651件、一部壊は7,248件ものお支払いが出来ました。
-
共済カウンター
-
共済カウンター
②活動は沿岸部を中心に、初めは避難所で加入者を探して回りました。その後は、共済加入者宅を1軒1軒訪問し、被災された加入者と会話をしながら手続きを行いました。全国の組合員が折った折鶴を手渡し、少しでも被災されたメンバーの気持ちが楽になればと願いながらの苦しい活動でした。訪問先では「ありがとう。あなたのお宅は大丈夫?」と被災しているのに他人を気遣うメンバーに我々は逆に元気をもらいました。
③今回の震災でお支払いが出来ている共済金は、5月31日現在で死亡共済金が202件、親・家族死亡で179件となりました。引き続き迅速な手続きを心掛け、対応していきます。