生活協同組合とは?
協同組合は、
メンバー(組合員)の共通の願いや
ニーズを満たすための
メンバーの助け合い(相互扶助)の
組織です。
1844年にイギリスの労働者28人が出資金を出し合い、労働者たちの置かれていた状況の悪化から自分たちの暮らしを守るために必要なものを共同で調達し、分け合う仕組みを作った「ロッチデール公正先駆者組合」が協同組合の始まりといわれています。
その組合は、「組合員の社会的・知的向上」「一人一票による民主的な運営」「取引高に応じた剰余金の分配」などを掲げ、協同組合運動の理念を現実化させていきました。
日本では明治の後半頃に都市の官吏や俸給生活者等によって生協が作られましたが、第一次大戦後の大正デモクラシーの時代に賀川豊彦らによって本格的な生協がつくられました。
日本で現存する最も古い生協は兵庫県にある「コープこうべ」で、その前身は1921年(大正10年)に設立されました。現在、日本では6,000万人を超える方が生協の組合員となっています。
全国の生協は、組合員の普段の生活を支える事業活動や、環境、福祉、平和など様々な運動や活動を行うことによって、地域にとってなくてはならない組織となっています。

最高議決機関 総代会
みやぎ生協・コープふくしまでは、メンバー(組合員)の中から選ばれた「総代」による「総代会」(毎年6月開催)で毎年の方針・事業計画などが決定されます。総代は、事業地域を基にした地域区と学校部職域区(宮城県のみ)の選挙区から選挙で選ばれます。
総代会の決定に基づき、各役員・本部長・部長が責任をもって日常業務を執行します。