地震直後からの経過と事業の再開

メンバー活動

(1)大地震発生時

①こ~ぷくらしの助け合いの会の活動が各地域で行われていました。太白区の74才の利用会員宅で家事支援の活動をしていた活動会員は、余震の合間をぬって割れたコップを片付け外へ一緒に避難。自宅も心配な中、隣の家の方と利用会員さんが中学校に避難するのを見届けて帰宅しました。また、ダウン症の8歳のAちゃんを児童館に迎えに行き、自宅へ送り届ける活動をしていた活動会員さんは、当日もお迎えの約束の午後4時にお迎えに。体育館に避難していたAちゃんを無事自宅にお送りしました。

②津波被害が甚大だった石巻市民会館では、こ~ぷ文化鑑賞会例会「クミコ・コンサート」の18時30分からの開演に向けリハーサル中でした。地震の後、会館職員の誘導にそって会館裏の山へクミコさんやスタッフと一緒に避難。その後、会館を津波が襲いました。翌日、職員と一緒に仙台に戻り、クミコさんを無事東京へお戻しすることができました。

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(2)震災後の対応

①震災発生翌日から、こ~ぷくらしの助け合いの会利用会員やこ~ぷふれあい便(買物代行サービス)会員など、安否確認が必要なメンバーへの連絡を開始しました。電話は停電により不通、業務用PHSはつながらない中、職員の携帯電話での確認と並行し、それぞれの地域でもメンバーやふれあい便スタッフによる訪問での確認も進められました。その中で会員さんがなくなられるなど悲しい知らせもありました。高齢の母親と50代の障がいのある息子さんは、息子さんの障がいから避難所には行けず、食べ物がないことが分かり、ふれあい便担当者により食料をお届けすることができました。

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②3月28日から、ふれあい便の配達を開始しました。店舗に十分な商品がない中で、「ふれあい便の会員さんを心配していたんだ。開店前に商品を取って届けて」という店長の暖かい言葉や店舗職員の支援があっての再開でした。

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③地域やメンバーの被害が甚大なことから、こ~ぷ委員会や初夏のこ~ぷのつどいの中止をはじめメンバー活動を当面停止としました。また、こ~ぷ文化鑑賞会石巻を休止することにしました。なお、今年度のメンバー活動の重点を「被災者のくらしと被災地の再生を応援」「みやぎ生協事業の復興を応援」の2点とすることを決定し、第1回こ~ぷ委員会を8月末に開催する準備や助け合い・ボランティア活動の取り組みを開始しました。

④津波被害の大きかったエリアでのボランティア活動や支援活動を進めるために、「みやぎ生協ボランティアセンター」を4ヶ所(気仙沼集会室ぽけっと、蛇田店集会室、岩沼店集会室、「文化会館(ウィズ)」)に設置しました。センターでの情報収集などをとおして、メンバー・職員、全国の生協の仲間などによる助け合い・ボランティア活動を推進することができました。

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