Q :
原発事故について、被害を受けた水産生産者の補償などについて教えてください。
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A :
みやぎ生協で取引の多い志津川の生産者に関しましては、宮城県漁協が中心となり補償の交渉を行っており、一定の補償が認められています。養殖銀さけの生産者は、震災の翌年には銀さけ養殖の一部再開を行いましたが、原発の風評被害などで魚価が大幅に低迷(震災前の半値に近い価格まで下落)しました。その価格の下落分が補償の対象として認められました。
また、みやぎ生協と直接の取引はありませんでしたが、刺し網などで捕獲した魚に関しましては、一部漁獲制限などが出た魚種に関しましても補償の対象となったようです。養殖生かきに関しましては、放射能の影響というよりは、養殖施設が壊滅的な影響を受けたことにより生産自体が再開できませんでしたので、放射能による被害の影響度自体がどれだけあったのかを確定できませんでしたので、補償請求自体を行わなかったということです。ちなみに、現在市場に出荷されています水産物は、定期的に放射性物質の検査が行われており、基準値以下のものだけが出荷されていますので、ご安心してお召し上がりください。
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生協の活動・メンバーさんからの質問
**メンバーさんの質問から** 「被害を受けた水産生産者の補償などを教えて。」(宅配利用者)
更新日:2013.11.18