沖縄県生協連と日本生協連が毎年取り組んでいる「沖縄戦跡・基地めぐり」に、みやぎ生協から高校生2人・地域代表理事2人・職員1人が参加しました。この派遣には、メンバー（組合員）の皆様からの平和募金を一部活用しました。

　沖縄では学習講演会や戦争体験をお聞きし、バスで嘉数高台・砂辺馬場公園・道の駅かでな・チビチリガマ・辺野古テント村・瀬嵩の浜・平和の礎・平和祈念・資料館・糸数壕など、多くの戦跡や基地の見える場所を巡りました。
　報告会では、沖縄で見て聞いて感じ、考えたことなどの発表があり、発表後には、自分が作成した模造紙の前に立ち、参加者と交流する時間も設けました。
　報告会の最後に「知ってほしい! 沖縄の島々のこと」と題し、外山真理さん(琉球弧の軍事化に抗する市民の会みやぎ事務局)によるミニ学習会も実施し、今沖縄の島々の現状についてお話しいただきました。

　報告会に参加した方からは、「新聞・テレビで報道されない現実を知ることができた。次の世代に何とかより良い世界を手渡したいと思う」「高校生のお二人の現地で学んだこと考えたこと、素直な気持ちの報告を聞くことができ、その後を一人のものにせずみんなに伝えていくという言葉に素晴らしいと思いました。」「知って、考えて、参加して、行動する。外山さんの知ってしまった責任という言葉に、今後の自分にもできることを行動していければと思いました」などの感想が寄せられました。