みやぎ食の安全安心取組み宣言
みやぎ生協では2008年12月21日より全店の店長と職員全員が、ご利用していただくメンバーと宮城県民に対して、食の安全安心の「自主基準」を定めてそれを守ることを宣言します。
みやぎ食の安全安心取組み宣言とは
2001年に国内で初のBSE牛が発見されてから、食の安全と安心を脅かす事件が続発しました。このような問題を防ぎ、消費者の信頼を回復するため、「食品安全基本法」が制定されました。宮城県では、食の安全安心に関する各種施策を総合的に推進することを目的として2004年4月に「みやぎ食の安全安心推進条例」を制定しました。
この取組宣言は、条例のなかにうたわれている県民総参加運動の一つで、生産者・事業者が日頃取組んでいる「食の安全安心」について、基準や取り組みを明らかにし、安全で安心できる食品を提供する責務をはたすことと、取組宣言のマークを使用し、消費者に広くアピールする制度です。
次のような表示がある食品は、食の安全安心に関する自主基準や遵守状況を公開し、食の安全安心に積極的に取り組んでいる生産者・事業者等が生産・製造・販売しているものです。
また、表示を店頭、車両に掲示している方々も同様に食の安全安心に積極的に取り組んでいます。
表示・ロゴマークを使用するには、承認が必要です。
(宮城県のホームページより)
みやぎ生協の自主基準
1. 衛生管理の基準・衛生管理計画
HACCPに沿った衛生管理を行っています。
(1) HACCP記録表を作成し、衛生管理の実施状況を記録します。
(2) 商品の仕入伝票を保管します。
(一般衛生管理に係る計画)
衛生教育プログラム(衛生に関する手順書)に沿って、実施します。
- 受入れの確認
汚れ・破損・内容物の漏れ・温度を確認します。 - 庫内温度の確認
庫内の温度について、確認記録します。 - 交差汚染・二次汚染の防止
店内(各加工作業室・トイレ等)に消毒液を設置します。 調理器具の使い分けを行います。 - 器具類の洗浄・消毒・殺菌
清掃分担チェック表を作成し、使用する備品や器具類、及び売り場の棚の清掃を洗浄マニュアルの手順に沿って実施します。 - トイレの洗浄・消毒
業者または自店による清掃を手順に沿って実施します。 - 従業員の健康管理
就業前、作業前チェック表の項目にもとづきチェックを行い記録します。
店内加工に従事する職員の検便検査及び手指拭取検査は定期的に実施し、記録を保管します。 - 手洗いの実施 手洗いのタイミングや手洗い方法及び手指消毒を手順書にそって実施します。
- 製造部門は、施設設備の衛生状態や管理状況を、外部機関の点検を含め、定期的に、目視・拭取り・商品検査を実施します。
(HACCPに係る計画)
加熱調理を行う商品は、商品企画時に中心温度を測定し記録します。
2. 適正な表示の確認
表示ラベルの作成やラベル貼付作業は、手順に沿って実施し確認します。
3. 問題発生時の対応
「組合員お申し出対応マニュアル」に準じて行います。
4. 教育訓練の実施
1年に2回、食品の安全に関する教育を行います。
5. 改善に係る取組
- 食品取扱全部門については、役職員が年1回店舗を巡回し自主基準が適正に運用されていることを確認します。
- 食品の安全に関する課題を各部で設定し、半期で進捗状況を点検しています。管理状況については、年に1回全体会議で確認します。