80年前のあの日、原子爆弾が投下された広島で奇跡的に残ったピアノ。
それらは『被爆ピアノ』と 呼ばれ、日本各地や海外でもその音を奏でることにより、平和の尊さを伝え続けています。
今回の演奏会は、一般公募でご応募いただいた宮城県在住の小学3年生~60代の11組の方が自分で選んだ曲を演奏します。
応募の際、動機文を送って頂きました。
若い世代からは「戦争時、私は生まれていませんが、過去から学び未来へ伝える学習者として、ピアノを通して平和を祈りたいと思っています。」 「『被爆ピアノ』に関心を寄せ集まられる皆様と共に、音楽を通じて平和への祈りを捧げたく、心を込めて演奏します。」などの想いが寄せられました。
この演奏会は、被爆ピアノの演奏を通して平和への想いを会場の皆さんと共有します。
【開催内容】
1. 開催日時: 7月12日(土)
第一部 10:30‐12:30
第二部 13:30‐15:30
2.会場
ぐりりホール(仙台市太白区あすと長町1丁目3‐15)
3.内容
<スケジュール>
第一部:映画上映「おかあさんの被爆ピアノ」
第二部:被爆ピアノ演奏会
公募で選ばれた11組の方が被爆のピアノを演奏します。 演奏前にはそれぞれの「平和へのメッセージ」を発表します。
【被爆のピアノ】
昭和20年8月6日広島に投下された原子爆弾。壊滅的な状況の中で奇跡的に焼け残ったピアノです。
そのピアノを託された広島の調律師・矢川光則さんは、修理・調律して自ら4トントラックを運転して全国に被爆ピアノの音色を届けて回っています。
演奏会には矢川光則さんも来場します。 演奏会終了後、来場した方に被爆ピアノに触れていただける時間を設けます。
【お問い合わせ先】
生活文化部 くらしの活動推進課 022-347-3826
機関運営部(広報担当)022-771-1590