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【お知らせ】子どもの事故を防ごう♪スマホ等の充電器の取扱いに注意-感電や火災等の事故も

 「子ども安全メール from 消費者庁 Vol.643」より抜粋

 普段からスマートフォン等の電子機器を利用する機会も多いと思いますが、充電中や充電後の充電器のACアダプターやケーブルを子どもが触れる状態で置きっぱなしにしていませんか?
子どもがスマートフォンの充電器を触り発生した事故の情報が、医療機関(※1)から消費者庁・国民生活センターに寄せられているほか、事故情報データバンク(※2)に登録されています。

事例1:子どもがスマートフォンの充電器のケーブルだけを持って遊んでいたとき、ケーブルの端子をコンセントに差し込み、手のひらが黒くなったところを発見した。電撃傷と診断された。(1歳、※1)

 
事例2:保護者がスマートフォンを充電しようとしたところ、充電器の端子が破損して血が付いていた。誤飲を心配して受診した。(1歳、※1)
 
事例3:コンセントに差したままのスマートフォンの充電器に接続されていたケーブルの端子が、寝ていた子どもの肌に接触したままとなっていたため胸部をやけどし、2mm大の皮膚が剥がれた。(0歳8か月、※1)
 
事例4:スマートフォンを充電中、ACアダプターが溶け、周辺を焼損する火災が発生した。直前まで1歳の子どもがACアダプターとUSBケーブルを触っており、調査ではケーブルの端子部近傍に歯形のような痕跡が認められた。事故原因の特定には至らなかったが、当該製品のUSB接続部に唾液等の導電性異物が侵入し、異常発熱したものと考えられた。(※2)

 コンセントに金属製の物を差し込む等して電流が体内を流れると、心臓の動きなどに影響を及ぼし致命傷となる可能性もあります(※3)。また、ACアダプターに接続された充電ケーブルの端子側であっても、端子の構造等によっては、付着した汗等により電気分解が起こり、長時間触れていた肌に化学やけどを負うケースがあります(※4)。

さらに、充電ケーブルの端子の変形や破損、異物の付着、ケーブルの断線等は、異常発熱や発火の原因になるため取扱いには注意が必要です。

このような事故を防ぐため、以下の点に注意しましょう。

スマートフォン等の電子機器の充電は、ケーブルを含めて子どもの手が届かない場所で行いましょう。充電後の充電器は、差しっぱなし・置きっぱなしにせず片付けましょう。
充電器のケーブルや端子に無理な力を加えたり、液体や異物を付着させたりしないよう、丁寧に取扱いましょう。破損や変形、異常な発熱、異臭などの不具合があれば、直ちに使用を中止してください。
コンセントには、子どもが容易に取り外せないタイプのコンセントカバーの設置を検討しましょう。

※1: 消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和6年1月現在で32機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
※2: 事故情報データバンク: 消費者庁が(独)国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(平成22年4月運用開始)。

 
 
 

☆おすすめします☆
 
○「消費者庁 子どもを事故から守る!」公式ツイッターについて
様々な子どもの事故防止に役立つ情報を随時発信しています。
  =>https://twitter.com/caa_kodomo
 ○「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」について
 消費者庁では、6歳以下の未就学の子どもに起こりやすい主な事故と、その予防法等をまとめました。保護者の方々、教育・保育関係者の方々はぜひご覧ください。(PCサイト)
 =>https://www.caa.go.jp/policies/
policy/consumer_safety/child/project_002/

 ○ 子ども向け商品などのリコール情報を掲載しています。
 =>https://www.recall.go.jp/

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