【実施しました】被災地訪問(気仙沼方面)
みやぎ生協では、震災の怖ろしさを忘れず防災の意識を高める機会として毎年、被災地を訪れ知り・学ぶ企画を実施しています。
7月13日、登米・栗原・気仙沼のメンバーが気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校)、株式会社ミヤカンの工場、大島などを訪問しました。株式会社ミヤカンは、東日本大震災で被災しましたが、2015年新しい工場で再出発されました。古今東北の商品(東日本大震災からの復興の思いを込めた東北のブランド食品)では「しっとりびんちょうピリ辛ツナ缶」が好評販売中です。
<感想>
・語り部ガイドさんのお話を聞いて、向洋高校の生徒さんや教員の皆さん全員が無事避難出来たことは日頃の訓練が良かったのだと思いました。教師の判断により、全員が助かったということを聞き、これが大川小でも出来ていたらと思うと涙がこぼれました。
・伝承館へは必ず訪れるべきだなと思います。メディアとは違う、直接見ること感じること、伝え聞く事は大切なことだと思いました。
・10年以上経っても震災の記憶を呼び起こす一日でした。気持ちを新たに防災について考えたいと思います。
・伝承館の見学はとても胸が痛くなり、最後には涙、涙でした。内陸の私には衝撃的な映像でした。缶詰工場の見学は、機械化が進んでおりびっくりしました。近年の異常気象で魚がとれていない事を聞きました。
・自然を相手にすると、どうしようもないことです。生かされた私たちは、これまで経験したみなさんの話をもとに、生活に活かして生きていくことが大切ですね。気仙沼もだいぶ大きな工場が出来て頑張っている姿にエールをおくりたいです。
・TVや各種の報道だけでなく、現地もあたりまえに行き来していても語り部さんの話を聞きながらの見学には思いが残ります。
・震災の爪あとが残る伝承館は、改めて津波の怖さを思い出しました。避難する時は遠くでなく近くの高い所…内陸部に住む私たちには身近に思えませんが、心に留めておく言葉ですね。
・缶詰工場見学や地震災害の復興がされていない所、なごりを見せないきれいな商店街、そして映像でみた災害の恐ろしさ。。。改めて見る事が出来ました。二度とあってはならない災害の爪あとの中で頑張っている住民の努力が伝わって来ました。
雨降りでしたが、大島の美しい白いステキなアーチ橋を後にし、充実した一日だったことに感謝しています。