みやぎ生協の環境・サステナビリティ政策とアクションプラン

みやぎ生協の環境・サステナビリティ政策とアクションプラン

2022年9月 みやぎ生活協同組合

日本生協連がまとめた「生協の2030環境・サステナビリティ政策」に基づき、みやぎ生協のアクションプランとして「7の行動指針」を具体化しました。数値目標やモニタリング指標を設定し今後取り組んでいきます。

1. 生協が目指す「持続可能な社会」

「持続可能な社会」とは、環境・社会的な課題が解決された世界であり、「持続可能な地球環境」と「誰一人取り残さない社会」が実現された世界です。

具体的に表現すると、持続可能な地球環境」というのは、温室効果ガスの排出が限りなくゼロに近い「脱炭素社会」であり、省資源と資源循環が徹底された「循環型社会」であり、生物の多様性が確保された「自然共生社会」です。後者の「誰一人取り残さない社会」は、こうした持続可能な地球環境のうえで生活し、働くすべての人々の人権が保障された状況を表しています。

2. アクションプラン

行動指針1

エシカル消費に対応した商品を
拡大・普及させ、
エシカル消費に共感できる消費者を
社会の中に増やしていきます。

■概要

みやぎ生協ではその前身の宮城県民生協時代の1970年から、商品事業の柱である「顔とくらしの見える産直」の取り組みを通じて、農薬や化学肥料の削減などの環境保全型農業の推進、第1次産業の生産者と消費者の交流・つながりによる地域共生社会づくりを進めてきました。

1980年以降は環境方針に基づき環境配慮商品の取り扱い強化、東日本大震災以降はさらに「地域」「社会」「人々」「復興」の視点を織り交ぜ、エシカル消費に対応した商品を推進してきました。

引き続き今後も、メンバー(組合員)のエシカルな選択の幅を広げ、エシカル消費を後押しするとともに、エシカル消費対応商品の拡大と普及を一層推し進めます。そしてエシカル消費を起点にして、エシカルなライフスタイルに共感し実践できる消費者を地域社会の中に増やすことで、持続可能な社会の実現を目指します。

■目標
  • ■めぐみ野(みやぎ生協の産直ブランド)の供給高を2030年までに100億円に到達させます。(2021年度対比125%)
  • ■古今東北ブランド商品の供給高を2030年までに20億円に到達させます。
  • ■COOPエシカル商品を毎年1%伸長させ、2030年度には69億円に到達させます。
■モニタリング指標
  • ●めぐみ野年間供給高推移
  • ●古今東北年間供給高推移
  • ●COOPエシカル商品年間供給高推移
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲「めぐみ野2030年ビジョン」に基づき、
    環境保全型農業・漁業の推進、生産者と消費者の交流の深化、地産地消による地域経済の発展に向けて活動します。
  • ▲「古今東北」は、デイリー・加工食品中心に毎年商品開発し、セールや販売コンテストを企画します。
  • ▲隔月企画でコープフェアを実施する中で、エシカル対象品を積極的にアピールします。
  • ▲広報誌スコープやSNSで、広くメンバー(組合員)にエシカル消費に対応した商品や取り組みを継続的に発信します。
  • ▲ふくしま大豆の会「畑の学校」では、「たべるたいせつ、つくるたいせつ」の醸成に向けて、
    産地で生産者と一緒に大豆の栽培を体験する「畑の学校」を継続し実施していきます。
  • ▲コープ商品が出来るまでどの様な検査を行っているのか「コープ商品」を改めて見直す機会として
    「商品検査」をメンバー(組合員)がリモート見学し、「継続的に利用する」に繋げる楽しく、
    ためになる学習を計画していきます。<チャレンジ>
■情報公開と対話
  • ・HPやSNS等でエシカル消費に対する取り組みを積極的に発信します。
  • ・めぐみ野の活動を通じて消費者と生産者の交流を積極的に深めます。

行動指針2

生協事業のサプライチェーン全体と、
メンバー(組合員)の生活における
温室効果ガス排出削減に
取り組みます。

■概要

みやぎ生協は事業で使用する電力を起因とした温暖化対策に2002年から取り組み、2018年度には「2030年にCO₂排出総量を2013年度比で65%削減」という目標を掲げました。2021年度には70%削減を達成し目標はすでにクリアしていますが、この数年で異常気象など気候変動がもたらす被害は深刻さを増し、今や「気候危機」と表現されるまでになっています。
そうしたなか、日本政府は国内の温室効果ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」とする方針を表明しました。これを踏まえ、みやぎ生協においても目標をさらに上方修正し、徹底した省エネと再生可能エネルギーの導入に積極的に努めます。
またサプライチェーン全体の排出削減の取り組みが広がってきたことを受け、取引先やメンバー(組合員)と連携したCO₂削減をすすめます。

■目標
  • ■2030年に事業におけるCO₂排出総量を2013年度比で80%削減します。
  • ■2030年までにRE100を目指します。
  • ■2040年までにゼロカーボンを目指します。
■モニタリング指標
  • ●省エネルギー率
  • ●再生可能エネルギー導入率
  • ●次世代車両導入率
  • ●事業高当たり総量でのCO₂排出量の削減率
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲RE100・ゼロカーボンに向けた削減計画を策定し実行します。
  • ▲再生可能エネルギー利用の拡大、店舗における設備更新、
    自家発電・自家消費、宅配・物流車両の環境配慮車両への更新を進めます。
  • ▲取引先と連携してサプライチェーン全体でのCO₂削減を行います。
    ***指標は日本生協連「生協におけるサプライチェーン排出量策定ガイドライン(2023年発行予定)」に基づき進めます。
  • ▲地球温暖化、気候変動問題についてMELON(〈公財〉みやぎ・環境とくらし・ネットワーク)と協力し学習をすすめ、
    世界の状況とわたしたちのこれからの行動についての学習会やイベントを企画します。
  • ▲再生可能エネルギー普及と原発や化石燃料に頼らない生活をすすめていくためのくらし方、見直しをみんなで考えていく機会を作ります。例えば食品ロスの削減、プラスチック容器の回収リサイクル、節電の仕方などメンバー(組合員)とともにCO₂削減をすすめます。外部提案の学習会と「つどい」での問題提起を行うなど身近な問題として取り組みます。
  • ▲再生可能エネルギー比率の高い電力の利用をメンバー(組合員)に呼びかけ、契約者を増やします。
  • ▲ツールの提供やアプリ・イベントの紹介など、
    メンバー(組合員)が楽しく継続的に気候変動対策に参加できる仕組みや活動環境を整えます。<チャレンジ>
  • ▲水素トラック、水素ステーションの導入普及<チャレンジ>
  • ▲環境配慮型店舗の出店、お客様駐車場へ太陽光パネルの設置、大容量蓄電設備の設置<チャレンジ>
■情報公開と対話
  • ・RE100(2030年まで)・ゼロカーボン(2040年まで)を対外的に自己宣言します。
  • ・温室効果ガス削減計画の概要と進捗状況について、HP、環境報告書、サステナビリティレポート等で公開します。

行動指針3

再生可能エネルギーの開発を通して、
日本における再エネ導入量を
増加させるとともに、
持続可能な地域づくりに貢献します。

■概要

みやぎ生協は東京電力福島第一原子力発電所の事故後に再生可能エネルギー導入の取り組みを本格的に開始し、原子力発電に頼らないエネルギー政策を目指して取り組みを進めてきました。店舗や物流センターなどへの太陽光発電設備の設置を推進し、更に風力発電、メガソーラー(大規模太陽光発電)、ソーラーシェアリングへの参入、東北各地のバイオマス発電事業への出資などを積極的に進めてきました。

再生可能エネルギーの開発にあたっては、「地域コミュニテイ」「協同・パートナーシップ」「持続可能性」の視点を大切にして取り組み、経済と環境の両面において地域社会に貢献していくことを前提にしています。

■目標
  • ■2030年までに年間発電量8,100万KWhの再生可能エネルギーを開発します。
    (2021年度事業で使用している年間消費電力量8,067万KWhと同等、2021年度の再エネ発電量の実績は2,257万KWh)
■モニタリング指標
  • ●再生可能エネルギー開発状況(自前・出資参画)
  • ●再生可能エネルギー開発計画の策定状況
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲再生可能エネルギーの開発に関わる計画・ロードマップの策定
  • ▲所有施設での再生可能エネルギー施設設置にむけた検討と実施
  • ▲政府の政策や制度に対する政策提言
  • ▲下水藻油化プロジェクトみやぎ生協の環境・サステナビリティ政策とアクションプラン<チャレンジ>
  • ▲食品残渣を活用したバイオガス発電<チャレンジ>
  • ▲めぐみ野生産者・JA・地域などとの協同で、小水力発電やソーラーシェアリング<チャレンジ>
  • ▲メンバー(組合員)が参画できる再生可能エネルギー発電の研究<チャレンジ>
■情報公開と対話
  • ・再生可能エネルギーに関わる方針・政策、みやぎ生協のエネルギー自給率等をホームページ、
    環境報告書、サステナビリティレポート等で公開します。
  • ・再生可能エネルギー開発・利用状況などを総代会議案書及び上記の場で報告します。

行動指針4

生協事業で使用する
プラスチック製容器包装と紙を
削減します。
また、持続可能な原材料への
切り替えを進めます。

■概要

みやぎ生協は流通他社に先駆けてレジ袋の有料化やプラスチック容器の回収に取り組んできました。一方、世界中でプラスチックの使用量と排気量が増加し、気候変動や海洋汚染に広く影響を及ぼす中で、政府は2019年に「プラスチック資源循環戦略」を定め、プラスチックの排出抑制目標と、再生利用・バイオマスプラスチックの導入目標を策定しました。紙については具体的な政府目標はないものの、生協における紙使用量は宅配の商品カタログや事業所での紙資料など大量の紙を使用しています。森林資源の持続可能性のためには適切な管理と運用が求められます。

■目標
  • ■プラスチック製容器包装の使用量を2030年に2021年度比で25%削減します。
  • ■商品カタログに使用する紙使用量を2030年に2021年度比で25%削減します。
  • ■本部・事業所での紙使用量を2030年に2021年度比で10%削減します。
■モニタリング指標
  • ●「WEBのみ利用実績者数」の組合員比率
  • ●容リ法報告数値
  • ●再生プラ・植物由来プラ配合比率
  • ●再生紙や認証紙の配合率
  • ●本部・事業所での紙使用量
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲容器包装と内袋、商品カタログを持続可能な素材へ切り替えます。
  • ▲選択配布に取り組み、仮説と検証を行いながら配布部数の最適化に取り組みます。
  • ▲宅配の注文のWEB化率を向上させ、紙削減の取り組みを強化していきます。
  • ▲会議・各種資料のペーパーレス化を進めます。
■情報公開と対話
  • ・プラスチック製容器包装ならびに商品カタログの紙使用量削減目標について、
    ホームページ、環境報告書、サステナビリティレポート等で公開します。

行動指針5

生協事業から排出される
容器包装等の回収・リサイクルを、
メンバー(組合員)とともに推進します。

■概要

みやぎ生協は省資源とともに資源循環の取り組みを進めてきました。現在、海洋プラスチックごみなどプラスチックを巡る問題が深刻さを増す中で、回収とリサイクルの重要性が急速に高まっています。「プラスチック資源循環促進法」では、小売り・サービス事業者などによる使い捨てプラスチックの使用を合理化し、消費者のライフスタイル変革を加速させることや、あらゆるプラスチックの効果的な回収・リサイクルに関する内容などが盛り込まれています。こうした情勢に対応し、事業から排出されるプラスチック製容器包装や宅配用内袋、商品カタログなどについて回収率を高めていきます。

■目標
  • ■2030年までにリサイクル率を85%にします。
■モニタリング指標
  • ●プラスチック・紙製容器包装の回収量
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲自治体などとの協力・連携によるリサイクル量や対象の拡大
  • ▲メンバー(組合員)に対し、生協が回収している品目に関する周知を強めるとともに、
    回収に協力する意義を伝えることで回収量の増加を目指します。
  • ▲メンバーや事業から不要物として排出される廃プラ・金属・衣料などを回収し、
    マテリアルリサイクルとして検討を行い資源の利活用を拡大します。<チャレンジ>
■情報公開と対話
  • ・回収量や回収率をはじめ、回収・リサイクルの取り組みについて
    ホームページ、環境報告書、サステナビリティレポート等で公開します。

行動指針6

生協事業ならびに
メンバー(組合員)家庭から生じる
食品廃棄物・食品ロスの
削減を進めます。

■概要

みやぎ生協では店舗から出る野菜・果物、惣菜、寿司、日配の食品残渣を回収し、液状化飼料にして出荷しています。また商品供給できずに生じた食品ロス分をコープフードバンクへ寄贈しています。更にお取引先・関係各団体からもコープフードバンクへの商品提供を頂いています。日本でも食品リサイクル法の基本方針において事業系食品ロスを2030年度までに半減(2000年度比)させる目標が掲げられるなど、食品廃棄物削減に関する社会における重要度は増しています。また事業からの食品廃棄物のみならず、家庭における食品ロスの多さについても社会的課題となっています。メンバー(組合員)家庭での食品ロス削減支援やフードドライブへの協力の呼びかけを行います。

■目標
  • ■食品廃棄物を2021年比で30%削減します。
■モニタリング指標
  • ●食品廃棄物発生量
  • ●食品リサイクル率
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲事業における食品廃棄物の発生抑制
  • ▲事業における食品廃棄物のリサイクル
  • ▲まだ食べられる食品のコープフードバンク・地域団体等への寄贈
  • ▲メンバー(組合員)への学習活動とライフスタイルの提案
  • ▲自治体やメンバー(組合員)と連動した「てまえどり」運動の推進<チャレンジ>
■情報公開と対話
  • ・食品廃棄物の発生量や削減目標、並びに食品廃棄物・食品ロスの削減に向けた取り組みについて
    ホームページ、環境報告書、サステナビリティレポート等で公開します。

行動指針7

メンバー(組合員)とともに
環境保全活動を推進し、
自然共生社会の実現を目指します。

■概要

みやぎ生協はこれまで環境保全活動として、メンバー(組合員)はもとより、生産者やMELON・地域の環境団体等とも協働し、動植物保全につながるプロジェクトの実施や自然体験、森林保全、学習活動などを進めてきました。環境保全活動や環境教育を、特に子どもや若者など次世代の人々を巻き込みながら継続していきます。またMELONや地域の環境団体、自治体などとも積極的に連携し、みやぎ生協の環境保全活動をより深く広く推進していきます。これらの取り組みによって、自然共生社会の実現を目指します。

■目標
  • ■エシカル消費・環境保全活動等に対応した商品や取り組みなどの紹介を通じて共感する消費者を増やします。
    他団体を含めたイベント・学習会などへの参加者数年間28,000人をめざします。
■モニタリング指標
  • ●SDGs・エシカル消費・気候変動・環境保全活動等を学習・広めるためのイベント・学習会の参加者人数。
■取り組んでいくこと、
新たにチャレンジしたいこと
  • ▲こ~ぷの森の植林活動、整備、見学会、観察会の実施。今後「森」に関してのイベントは年4回計画し、14ヶ所の森をメンバー(組合員)で育てていくことを継続します。「木」がどの様に育ち長い年月を掛けて「森」になるのか森での作業の様子、森のイベントの様子、森の四季をドローン撮影し、ユーチューブ配信するなど多くのメンバー(組合員)に観てもらい、「メンバー(組合員)の森」として一緒に育てていきます。
  • ▲こ~ぷの森をフィールドにした「遊びの場」「森に触れる場」の設置。<チャレンジ>
  • ▲メンバー(組合員)が楽しく継続的に環境保全活動へ参加できる仕組みや環境の整備。みやぎ生協店舗を活用し、店舗内でコーナーを作り環境関連のクイズをメンバー向けに行うなど、店舗内の商品をモデルにしながら環境について学習する機会を計画していきます。みやぎ生協内でのイベントに関しては、リモート参加も募集し店内の商品から環境学習に繋げる企画を計画、実行します。
  • ▲海岸クリーンアップ、自然体験などの環境保全活動の実施<チャレンジ>
  • ▲海の森づくり(ブルーカーボン)<チャレンジ>
  • ▲若者や子どもを対象とした環境教育の実施<チャレンジ>
  • ▲MELON、自治体等と連携した活動の実施
■情報公開と対話
  • ・ホームページやSNS等で、環境保全活動などについて積極的に発信する。
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