再生可能エネルギー
〈みやぎ生協の環境理念〉
メンバー(組合員)と職員の活動や
事業における取り組みを通して
環境負荷の低減と
自然との共生に貢献し、
持続的に発展する
社会づくりに寄与します。
- (1) 原子力発電所の代替として
再生可能エネルギーを中心とした
エネルギー政策をすすめる - (2) 再生可能エネルギーの拡大を
自らの事業として実施 - (3) 発電事業以外の
再生可能エネルギーの拡大への
取り組み
その取り組みの一環として再生可能エネルギー発電所に出資又は融資を行い、その再エネ電力を調達・購入し、みやぎ生協の事業所で使用することでRE100(CO₂排出0)の推進を目指しています。
■ 発電所一覧
- ❶ 津軽バイオマスエナジー 平川発電所〈青森県平川市〉
- ❷ 野田バイオマス発電所〈岩手県九戸郡田村〉
- ❸ コープ東北 羽川風力発電所〈秋田県由利本荘市〉
- ❹ 大仙バイオマスエナジー 協和発電所〈秋田県大仙市〉
- ❺ 花巻バイオマスエナジー 花巻発電所〈岩手県花巻市〉
- ❻ 福島市岡島
ソーラーシェアリング発電所〈福島市岡島〉 - ❼ 田村バイオマスエナジー
田村バイオマス発電所〈福島県田村市〉 - ❽ 横須賀バイオマスエナジー
横須賀バイオマス発電所〈神奈川県横須賀市〉 - ❾ 丸森太陽光(施工中)〈宮城県伊具郡丸森町〉
- ❿ 二本松営農ソーラー発電所〈福島県二本松市〉
- ⓫ いわき太陽光(施工中)〈福島県いわき市〉
- ⓬ 富岡復興ソーラー
高津戸・清水前太陽光発電所〈福島県富岡町〉
再生可能エネルギーってなに?
再生可能エネルギーとは、一度利用しても再生が可能であり、資源が枯渇(尽きてなくなる事)せず繰り返し利用できるエネルギーの事です。 温室効果ガスの1つであるCO₂をほとんど排出しない為、環境にやさしいエネルギーです。
太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱などがあります。
世界中で温室効果ガスを削減する計画が進められています。パリ協定では、日本は2013年度比で2030年までに40%削減目標(スーパーや生協など)としています。みやぎ生協は2030年までに65%削減目標としています。
みやぎ生協の2030年目標に向けた
3つのアプローチ
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- 1.資源の消費を減らす
- 2.再生可能エネルギーで電気をつくる
- 3.使う電源を切り替える
どうやって発電しているの?
1太陽光
太陽から地上に降り注ぐ「光エネルギー」が「太陽電池」に当たると、 「光起電力効果」 ※1や 「光電効果」 ※2と呼ばれる現象が起こります。光が照射される事で、太陽電池を構成している半導体の電子が動き電気が起きるのです。
※1:光起電力効果(ひかりきでんりょくこうか)とは・・・半導体と金属の接触面に光をあてると起電力が生じる現象。
起電力とは電流の駆動力のこと。または、電流を生じさせる電圧の事です。
※2:光電効果(こうでんこうか)とは・・・物質に光を照射した際に、電子が放出されたり電流が流れたりする現象。
2風力
風力発電機の上部に付いている「ブレード」と呼ばれる羽の部分に風が当たると、「ブレード」が回転し、その回転が「動力伝達軸」を通じて「ナセル」と呼ばれる装置の中に伝わります。
「ナセル」の中では、まず「増速機」という機械がギアを使って回転数を増やし、回転速度を速めます。その回転を「発電機」で電気に変換しているのです。
3バイオマス
「バイオマス」とは、動植物等の生物から作り出される有機性のエネルギー資源で、一般に化石燃料を除くものを総称しています。「バイオマス発電」といい、バイオマス燃料を燃焼する事でタービンを回し、発電機を動かすことで発電を行います。
水素エネルギーについて教えて!
みやぎ生協はCO₂フリーの水素利活用を基本に進めています。
水素は、いろんな資源からつくることができます。
水素は、電気を使って水から取り出すことができるのはもちろん、石油や天然ガスなどの化石燃料、メタノールやエタノール、下水汚泥、廃プラスチックなど、さまざまな資源から作る事ができます。また、製鉄所や化学工場などでも、プロセスの中で副次的に水素が発生します。そして、エネルギーとして利用してもCO₂を出しません。
日本は水素エネルギーに関連する高い技術を持っています。たとえば、「燃料電池」分野における特許出願件数は、日本が世界一です。
水素社会の実現を進めることは、日本の産業競争力の強化にも役立つのです。また、そうした技術を海外展開することは、国際社会への貢献ともなります。
現在、みやぎ生協では富谷市において、地域連携・低炭素水素技術実証事業を行っています。富谷市にある物流センターの太陽光発電から作られた電気を使い、水を電気分解し、水素を取り出しています。
作られた水素は、カセットに入れられ共同購入車両で各家庭、店舗、富谷市日吉台の児童クラブへ配達し電気エネルギーとして使用しています。
CO₂を排出しない未来都市をめざし、富谷市を実証フィールドにした本実証事業を東北地域や全国に向け発信していきます。
再生可能エネルギーに関する
お問い合わせ
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みやぎ生協 環境・サステナビリティ推進部
TEL.022-771-2461
FAX.022-772-6843