リサイクルセンター
「みやぎ生協リサイクルセンター」の
取り組みと再資源化など
みやぎ生協リサイクルセンターは、2006年から稼動しています。その目的はみやぎ生協の事業所から出る廃棄物を自ら収集、分別、再資源化または廃棄物の排出抑制などを行うことにより、環境負荷を低減することです。
2014年リサイクルセンターは、これまでのコンポスト方式(食品残渣を堆肥化)から、エコフィード方式(食品残渣を乳酸発酵による飼料化)へ変更する改修工事を行いました。
全国の生協では初めて、店舗から発生する食品残渣を自ら回収してエコフィード化(液状飼料化)し、その飼料で豚を育てる仕組みを構築しました。将来はその豚肉をみやぎ生協の店舗や宅配で扱うことを検討しています。また加熱殺菌をするため、バイオディーゼル(BDF)を燃料とした小型の蒸気ボイラーも導入しました。これらのことで廃棄物とCO₂排出量の削減に取り組んでいます。
このエコフィード方式の取り組みについて、2014年に一般社団法人日本有機資源協会主催「第2回食品産業もったいない大賞」で「食料産業局長賞」を受賞しました。
廃棄物回収の流れ
みやぎ生協の店舗などの事業所から回収した古紙、ダンボール、牛乳パック、発砲スチロール、卵パック、プラスチック類などをリサイクルセンターで減容・圧縮して出荷し、再資源化しています。
また店舗から出る野菜・果物、惣菜、寿司、日配の食品残渣を回収し、液状化飼料にして出荷しています。
■みやぎ生協リサイクルセンターの全体フロー
リサイクルセンターを動画で紹介します
みやぎ生協リサイクルセンターの概要
- 1.稼働日:
- 2006年8月25日
改装稼動:2014年10月
- 2.場 所:
- 〒 981-3602
宮城県黒川郡大衡村大衡字尾西373-11
TEL:022-344-1440
- 3.敷地面積:
- 5,746㎡
- 4.建物面積:
- 合計1,569㎡
内訳:古紙棟(572㎡)、エコフィード棟(529㎡)、発砲スチロール棟(326㎡)事務所棟(85㎡)、食堂休憩室(57㎡)