壁紙(クロス)の張替え時期
壁紙(クロス)の張り替え時期は一般的には10年前後といわれていますが、汚れが目立ってきたり剥がれてきたら張替えどきです。また、水廻りのキッチンやトイレ、人が多く集まる場所、喫煙する場所などは劣化がより早くなります。以前設置していた家電製品やタンス跡が目立つことがあるので、エアコンや冷蔵庫、家具を交換するタイミングで壁紙(クロス)の張り替えをおすすめです!
【生協のクロス(壁紙)張替えの特徴 】 |
◆ 生協では人体への安全性の高い壁紙クロスのご使用おすすめしています。 一般的なビニールクロスにはホルムアルデヒドや可塑剤が少なからず含まれています。 生協ではホルムアルデヒドや可塑剤を含まないクロスの使用をおすすめします。 <オレフィン紙、和紙、布クロスなど> デメリットは、塩化ビニールクロスと異なり材料や色柄の種類が少ない事と、施工に時間がかかるため、若干割高となることです。 |
◆ 接着剤にもホルムアルデヒドや揮発性有機化合物の発生しないものを使用します。 |
◆ 壁紙クロスを使わないことも選択肢のひとつです。 壁の仕上げ材として、有害物質を吸収したり、分散したりできる建材も開発されています。デメリットは、地震などによりひび割れが発生しやすいことです。 |
★安全=シックハウス対策 ★
厚生労働省では、シックハウス要因物質として、現在14物資を特定し指針値を設定しております。
みやぎ生協でも、早くからこの問題に取り組みシロアリ駆除剤を天然素材の「ノンケミカル施工」に替えたり、農薬成分を含まないの防虫シートを使用するなどの対策を立てています。勿論合板についても、早くからホルムアルデヒドの発生量が一番少ないものを使用しております。
みやぎ生協でも、早くからこの問題に取り組みシロアリ駆除剤を天然素材の「ノンケミカル施工」に替えたり、農薬成分を含まないの防虫シートを使用するなどの対策を立てています。勿論合板についても、早くからホルムアルデヒドの発生量が一番少ないものを使用しております。
-------厚生労働省設定の揮発性有機物質指針値対象物質表 ---------
NO | 物質名 | 指針値 | 主な用途 | 健康影響 |
1 | ホルムアルデヒド | 0.08ppm | ・合板・壁紙・接着剤・防腐剤 |
・目の刺激・咽炎症 ・呼吸器不快 |
2 | トルエン | 0.07ppm | ・接着剤や塗料の溶剤 |
・目や気道への刺激 ・精神錯乱 |
3 | キシレン | 0.20ppm |
・接着剤や塗料の溶剤 ・希釈剤 |
・咽の刺激・精神錯乱・頭痛 |
4 | パラジクロロベンゼン | 0.04ppm | ・衣類の防虫・トイレ芳香剤 |
・目・皮膚・気道への刺激 ・肝臓 |
5 | エチルベンゼン | 0.88ppm | ・接着剤や塗料の溶剤 | ・咽・目の刺激・意識障害 |
6 | スチレン | 0.05ppm | ・合成ゴムなど |
・目・鼻への刺激 ・眠気・脱力感 |
7 | フタル酸ジ-n-ブチル | 0.02ppm | ・塗料・接着剤・塩ビ加工剤 | ・目・皮膚・気道への刺激 |
8 | クロルピリホス | 0.07ppb | ・シロアリ駆除 | ・意識混沌・神経障害 |
9 | テトラデガン | 0.04ppm | ・塗料の溶剤 | ・麻酔作用・接触性皮膚炎 |
10 | ノナナール | 7.0ppb | ・柑橘系精油・防腐剤 | ・適量で抗炎症・沈静作用 |
11 | フタル酸ジ-2-エチルヘキシル | 7.6ppb | ・壁紙・フィルムの可塑剤 | ・目・皮膚・気道への影響 |
12 | ダイアジノン | 0.02ppb | ・殺虫剤・シロアリ | ・意識混濁・神経障害 |
13 | アセトアルデヒド | 0.03ppm | ・接着剤・喫煙・防腐剤 | ・目・鼻・咽への刺激 |
14 | フェノブガルブ | 3.8ppb | ・シロアリ |
・めまい・嘔吐 |
みやぎ生協では、内装仕上げ工事に使用する建材や資材は、
安全を重視して選んでいます