
より広く、深く、地元の生活に貢献できるみやぎ生協へ。
東京の大学でコミュニケーション学を専攻していた私。Uターン就職を考えて、就活当初は地元の銀行やテレビ局などを見ていました。しかし、生活者により近く、生活そのものに関わる仕事に携わりたいと思う中で、両親から「みやぎ生協はどう?」とアドバイスをもらったのが意識し始めた最初のきっかけです。みやぎ生協は宮城県内の世帯加入率が約75%と高く、多くの方の生活に深く関わる協同組合。実家も加入しており、幼少の頃からよく一緒に店舗へ行っていたのでとても身近な存在です。ここでなら大学の知識を活かしながら、地元に広く深く貢献できると思い、入協を決めました。最初は桜ヶ丘店でレジ部門を担当。メンバー(組合員)の方々へ良いサービスを届けられるよう、店舗運営では一緒に働くパート・アルバイトさんとのコミュニケーションを工夫していました。例えば、ご高齢の方には要点を絞って伝えるのではなく丁寧に説明したり、お若い方へ頼み事をする時は簡潔に伝えたり、一人ひとりに合わせて話法を変え、円滑に業務が進むよう立ち回りました。その後、幸町店のレジ部門へ異動。2023年より現在のデジタル戦略部へ配属となり、SNSの運用・企画と広報委員会の事務局に携わっています。

「自分たちも楽しめる=若い人にも楽しんでもらえる」と信じて。
生協のSNSと聞くと堅そうなイメージを思い浮かべるかもしれないですが、若い人たちに興味を持ってもらえるよう、例えば、効率的にお弁当作りができるライフハック術など、共感・好感を得られるような企画を日々考えています。SNSの目的は、みやぎ生協に未加入の方でも特に若年層のファンを作ること。生協はメンバー(組合員)の方々からの出資金をもとに運営しています。加入された方はお客さまでありながら、みやぎ生協の共同所有者でもあります。そのため、メンバー(組合員)に若い方が増えれば、その方々の悩みや要望を取り入れた商品も開発されるようになり、生協をより身近な存在に感じてもらえるきっかけになるはず。だからこそ、どうしたら若い人たちにみやぎ生協を知っていただけるのか、魅力を感じて加入いただけるかを考え、SNSを運用しています。狙った通りの結果を出すのが難しいSNSですが、投稿のネタを考える際に大切にしていること。それは、自分たちが楽しいと感じる内容かどうか。同じ若年層の私たちがそう感じなければ、投稿を見る方も楽しめない――そうした軸を持って、企画を考えたり、トライアンドエラーを楽しみながら、日々異なる業務にあたっています。

日常で、就職活動で、名前がすぐに挙がるイケてる協同組合へ。
私がSNSを通じて目指しているのは、若い人たちが就職先を考える時に、一番に名前が挙がるくらいイケてる組織にすることです(笑)。例えば、メンバー(組合員)活動の若者バージョンがあったり、若者の意見をもとにした商品が開発されたり、活動の中心に若いメンバー(組合員)がいる生協にしたいです。一緒に働く方々は人が良く、女性職員も多く活躍しており、これからのライフプランを見据えて長く働ける環境が整っています。そして、私自身が入協した理由でもある、地域の方々と直接関わり合いながら、その地に根ざして仕事ができていることを実感しやすいのがみやぎ生協で働く魅力。入協当時の人の役に立つ・お客さまの顔が見えるという点から現在は離れているものの、レジ部門時代に培ったコミュニケーションや、お客さまと関わった時間を思い出しながら仕事に取り組んでいます。学生の皆さんに「働きたい!」と思ってもらえるように頑張りますので、ぜひお力添えいただけると嬉しいです。もし一緒に働ける機会がありましたら、共にみやぎ生協をイケてる協同組合にしていきましょう!
Workflow1日のスケジュール
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9:30
朝会・メールチェック
その日の業務内容を確認し、関係各所と連絡を取り合います。
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10:00
SNS運用・アカウントチェック
前日に投稿したコンテンツの閲覧数などのデータをチェック。
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11:00
広報委員会・その他の会議の資料準備
各事業所と連携して、生協活動の情報を発信する広報委員会の会議を運営。午後に打ち合わせが入った場合は、その資料の準備もします。
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13:00
昼食
同僚と持参したお弁当を食べながらリフレッシュ。
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14:00
SNSコンテンツ企画・撮影・編集・投稿など
1週間を通してどんなコンテンツが良いかアイデアを考えたり、動画の編集をしたりするほか、本部もしくは各事業所でコンテンツのネタを撮影することも。
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17:00
翌日の準備・1日のまとめ
次の日の会議で必要な資料を作成。終わったら、1日の業務内容を日報に記入します。
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18:30
終業
今日の夕食のメニューを考えながら、自宅の近くにある生協の店舗に寄って買い物。



