2024年6月15日（土）参加者38名が、石巻・雄勝方面の被災地を訪問し、石巻市震災遺構大川小学校、雄勝ローズファクトリーガーデン、雄勝地区震災慰霊公園などを巡りました。
素人芸人“あっぺとっぺの助”こと山崎孜さんと、「小さな命の意味を考える会」の佐藤敏郎さんにご案内いただき、雄勝の病院や大川小学校で多くの犠牲者が出た当時の状況から、ふだんの避難訓練や自分と他人の命を守るための話し合いをしておくことが大切とのお話を伺いました。

＜参加者の感想から＞
🔷震災の記憶が薄れつつある中、現地を訪れて体験を聞き、思いを新たにした。生き残るための防災を共有したい。雄勝地区について、あまり知らなかったが、知る機会となった。
🔷佐藤先生のお話が心に残った。当時の様子が目の前に広がり、子どもたちの楽しかった学校生活が想像出来た。語り部として話しているとき、隣に亡くなった子どもたちを感じるとおっしゃっていたのが、とても印象的だった。
🔷避難訓練の大切さをあらためて実感することが出来た。僕の学校では停電したことを想定した訓練を行っていないので、僕が先生たちに、訓練をする様に訴えていきたい。（中学２年生）
🔷（お子さんと一緒に参加）子どもに、あの時何があったのかを知ってもらい、真実から目を背けることなく、向き合い考える時間を与えてもらえた。美味しいお弁当やローズガーデン、道の駅にも立ち寄れて、石巻や雄勝の魅力を再認識できた。