出回り時期 | 特 徴 |
---|---|
12月〜2月 | 「めぐみ野ちぢみほうれん草」は、ほうれん草が「旬」になる12月~2月に「露地」で栽培した「ほうれん草」です。寒さに当たり、時には雪の下でじっくりと甘さと栄養分を蓄積しています。根の部分の糖度を確認し「糖度9」を超えてから「ちぢみほうれん草」という名前で出荷をします。 霜があたることで、葉が縮み、糖度が上がるほうれん草です。 |
●栄養価の高いほうれん草
ほうれん草は、ビタミンB1・B2・C、鉄分、カルシウムなどを多く含む、栄養価の高い野菜です。なかでも「ちぢみほうれん草」は、寒気にあたることで、自らの身を守るために葉に養分、糖分を蓄えます。肉厚の葉には、旨み、甘みがぎゅっと詰まっています。寒さがぐっと厳しくなる頃には、糖度が12~13と果物並になることもあります。
●甘みを味わうならおひたしで
あまり手をかけず、「おひたし」で食べるのが、最もおいしい食べ方です。特に根っこに近い茎の部分が一番、甘くておいしい場所です(この部分がピンク色になっているものは特に甘い!)。
気温の低下とともに、葉は横に広がり、どんどん肉厚に育っていきます。11月の半ばを過ぎて寒さが本格的になってきたら、糖度を測りながら収穫の時期を待ちます。
収穫は手作業。1株1株ていねいに摘み取ります。天気予報をチェックして雪の予報が出れば、不織布のシートで覆いをして凍結を防ぎます。摘み取った株は、軽く土を落としてかごに入れます。
きれいに見た目よく仕上げる必要がある袋詰めの作業。繊細な仕事は女性がおもに担当します。
やっちゃば会(石巻市、東松島市)、(有)おっとちグリーンステーション(登米市米山地区)
12月から2月頃までの“ほうれん草の旬”の時期だけ出荷する季節限定のほうれん草です。雪が降ってもほうれん草が凍らない限り毎日収穫してみなさんにお届けしています。この他に登米市米山地区の「(有)おっとちグリーンステーション」でも栽培しています。
やっちゃば会のみなさん