産 地 | 出回り時期 | 特 徴 |
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岩手県大船渡近海 | 通年 | 岩手大船渡近海で養殖された肉厚でコシの強いわかめです。冬場の岩手沖の外洋で強い波にもまれ、コシの強さと葉肉の厚いわかめが育ちます。新わかめの収穫は、3月〜4月上旬ごろに行われ、一番刈りのみを原料としています。品質の低下を防ぐために、収穫は陽が上る前の早朝に行われます。 加工段階では、徹底した選別と、余分な水分や塩による増量のない、塩蔵わかめを心掛けています。 |
●採苗
6月~7月にわかめの成実葉から胞子を放出させて、種糸に採苗します。
●本養成
10月~11月になると種糸から1~2cmのわかめが発芽してきます。これを養殖縄に巻き付けて、本養成を行います。
●収穫
3月頃には1.3m~2mのわかめに成長するので、これを刈り取り収穫します。
三陸産湯通し塩蔵わかめは、一番刈りのみを原料に使用しています。
ボイルしたわかめに粉砕塩をまぶして塩もみします。40%の塩で(原藻に対して)飽和塩度28.5%程との計算となります。
約15時間塩漬けします。(飽和28.5%塩とします)更に圧力を加えて脱水をキッチリ行い塩蔵わかめを作ります。
約半日加圧してしっかり脱水していますので、塩が吹いたようになっています。
芯抜き、選別作業をします。茎、先枯れ部分をひとつひとつ見て取り除いて選別していきます。
最後に、再度脱気して原料となる。