●産地
福島県
相馬双葉漁業協同組合に所属する約70人が生産しています。
●取り扱い期間
通年
●特徴
福島県相馬松川浦地区で養殖する「青さのり」が原料です。
一般的に「青さのり」の漁期は12月~翌年4月ですが、「めぐみ野」福島県産松川浦乾燥青さのりの原料は最盛期の1月~4月に収穫したものに限定しています。
品質は「水優」→「水持」→「水1」→「水2」に分けられますが、品質が優れた「水優」のみを使用しています。
香り、風味が高く、色目の鮮やかさが特徴です。
松川浦は波が穏やかで干満の差が大きく、東北を代表する潟湖(せきこ)です。
松川浦での「のり」の養殖の歴史は古く、100年以上前から生産されてきました。
昭和の初めには黒海苔(アサクサノリ)、青海苔(ヒロハタヒトエグサ)の養殖が始まり、昭和50年代からは浜名湖から種子を持ち込み「青さのり」の養殖が主流となりました。
最盛期には24,000柵あった「のり網」は、東日本大震災の津波で流され、東京電力第一原子力発電所事故の影響で6年間出荷を見送り続けてきました。
生産者、相馬双葉漁業協同組合の努力によって、種場の整備、種付けが進められ2018年には3,500柵まで回復しました。