月次報告

くらしと家計の相談室 2015年度の相談状況報告

2015年度(2015年3月21日~2016年3月20日まで)の相談状況をご報告
いたします。
今年度は、「クレジットカードの返済をリボ払いに頼り、家計が圧迫されている。」
というご相談が目立ったことが特徴でした。
「リボ払い」を利用していたら、いつの間にか債務が膨らんでいて利用限度額が
いっぱいになり、翌月一括しかカードが使えなくなり、毎月の返済が厳しく、生活費
が不足する。 というものです。
本来、毎月の返済額を低く、一定にすることで無理なく返済できることがリボ払いの
メリットであるはずですが、毎月の利用額を返済額よりも多くしてしまっていれば、
払わずに借りているお金=残高がどんどん増えてしまうだけです。さらに、返済が
後回しになることで金利が付き、元金がなかなか減らない状態になります。
カードの利用はポイントが付いたり、とてもお得に見えますが、ポイントよりも圧倒
的に金利の方が高くつきます。毎月の利用は翌月一括で支払うことを原則として
カードの使い方を見直しておく必要があると考えます。